点滴

先週はまた身体を壊していました。

帰宅してから急に高熱が出て、翌日はバファリン飲んで仕事に行ったんだけれど、途中で力尽きて早退。

f:id:mgmsmi0429:20171129215725j:image

39.2°C

こりゃいかん

寮の下にある診療所に行ってみた。

急性扁桃腺炎との診断だったけど、疑り深い染井さんは一度帰って自分で扁桃腺炎の事と処方されるべき薬の事などを調べて、再度診療所へ。

薬を貰って薬を調べて、そして漸く中国の病院を信用した。

どんだけ。

薬の英語名が有るので、日本語の療法用量を調べられるのは安心です。

 

しかし翌朝になっても39度の熱が下がらず、已む無く仕事を休みました。

 

このままだと次の日も治らないんじゃないかと不安だったので、大きい病院で点滴してもらいに行きました。

 

お陰で仕事には行けるようになって、今日やっと治った感じがした。
全く持って弱だなぁ。

 

週末はスパに行ってきました。

お湯に浸かると安心する。日本人ですから。

中国のスパはスパって言うよりスーパー銭湯の浴槽の数が少ないバージョンと言った感じ。

 

リラックススペースは充実していて、リクライニングチェアには各々テレビと充電器が付いていて、飲み物やマッサージも席で受けられる。

なかなかいいです。

 

 

最近食べた美味しいものたち。
f:id:mgmsmi0429:20171129215509j:image

鮭ハラスが、頼んだらまさかの刺身でした。

その発想は無かった。

でも美味しかったよ。

そんでワサビはうんこスタイルでした。

 

麺屋武蔵のつけ麺
f:id:mgmsmi0429:20171129215520j:image

普通かな。

焼肉ー!!福寿
f:id:mgmsmi0429:20171129215540j:image

一幸舎の博多とんこつラーメン
f:id:mgmsmi0429:20171129215529j:image
これうまかった。

Johnny Cash - If Not For Love - YouTube

 

それでは皆様おやすみなさいませ。

爽滑餃子が美味しい。

ラフトレードの2017年ベスト100が発表されたそうな。

ラフ・トレード、2017年のアルバム・オブ・ザ・イヤー100枚を発表 | NME Japan

 


Albums Of The Year 2017 - Top 20 – Rough Trade

むーー!なんか知らないのばっかりで気になるーー。

ヘラクレスアンドラブアフェアーとグリズリーベアーが入ってるのにびっくりした。

えーー!そんないいんですか!

てゆか、もしかして売れっ子ですか?

 

聞かないと。

ラフトレの今年の推しはどんな感じなのだろうか。

綺麗めな印象ですが、殆んどのアーティスト知らないから何とも。

 

噂のウォッシュドアウト入ってました。

やっぱりなぁ、凄いもんな、あのアルバム。

 

あれが入るならばトッドラングレンも入れて欲しかった。

笑いが興る事こそ無いけれど、そこ行っちゃいますか!的な裾野の広さは同じ位あると思った。

あと、音楽を通して若返っている感じが面白いです。

曽我部さんと近い、紡ぐ音の種類は違うけれど。

 

 

最近は、また知らないお店を開拓しています。

国貿の蕎麦屋さん「蕎麦人」にて寿司ランチセット

味噌汁を蕎麦に変更。100元也
f:id:mgmsmi0429:20171115224858j:image
f:id:mgmsmi0429:20171115224918j:image

この他にサラダと小鉢と漬け物がセット

田舎蕎麦と更科蕎麦から選べます。

写真は田舎蕎麦、美味しかったです。

 

そしてこちらは、

週末の夜に近所を徘徊して発見した新種の餃子。
f:id:mgmsmi0429:20171115230424j:image

海老入り肉餃子は蒸し


f:id:mgmsmi0429:20171115230443j:image

韮肉餃子、頼んでみたけど焼きか揚げかどちらか分からん。

各150円也

 

その名も、爽やかに滑る餃子、

爽滑(shuang hua)餃子。

広東地方の餃子でしょうか。

蒸、茹、焼、揚何でもござれ。

日本人が食べている餃子に一番近いです。

 

爽滑餃子のお店はお粥も出していて、それもまた美味しいです。
f:id:mgmsmi0429:20171115231859j:image

グツグツ煮えてるのが出てきます。

どれも美味しくて、次は春巻と青菜炒め等食べてみたいです。
f:id:mgmsmi0429:20171115231911j:image

 

 

昔の写真を見ていたら、出てきた

秋月辰一郎著「体質と食物」

昔取り寄せて買ったよ。懐かしい、名著。
f:id:mgmsmi0429:20171115232402j:image

 

これと、板坂元の「考える技術書く技術」

ファンタジーぽい物語小説、児童文学以外の本を余り好んで選ばないんですが、この2つは好きな本です。

 

最近本読んでないな。

音楽 ~映画~ 絵画 ~本の無限ループが好きです、またいつの日か。

今は兎に角、お金を貯めて英語を勉強しに行く。

バカになってそれだけを追いかける。あと少し

 

 

それでは皆様おやすみなさいませ。

 

 

 

影響を与えた音楽たち

明日は久しぶりに街に出よう。

ずっっと同じ音楽ばかりだったのだけど、漸く先に進みそうだ。

 

本日は辛口ぴーこでお送り致します。

 

NIN が影響を受けた音楽とやらを聞いてみた。

 

良さが分からなかった…。

Gary numanは分かるけど、David bowieも私には難解だわ。

 

 

昨日

 

Washed  Outの今年出たアルバムを聴く。

アーーーーバンっ!!て叫びたい気持ち。

聴いてると笑いが止まらない。

 

J DILLAのDONUTS を聴いた時の感覚がそれと同じだった。

と言うか、単純に前半がJ DILLAに似ていた。

 

調べたらレーベルも移籍してDONUTS出してるStones Throwに。


Washed Out - Mister Mellow (Full Album) Continuous Mix - YouTube

 

それにしてもライブパフォーマンスがくそつまらないなぁ。

これこそ正にトレントの言う、いい子ちゃん達の安全な音楽ですねぇ。

なんて思う

 

映像を見てライブに行きたいとは決して思わないけど、クラブでデカイ音浴びたらさぞ愉しかろう。

J DILLA リスペクトのアルバムだったらそれでいいんだから正解パターンですね。

 

からの~、

 


James Blake - Full Performance (Live on KEXP) - YouTube

 

James  Blake 

これ系の音楽だと他の追随を許さない。

ヘッドライナークラスになると、やはり醸し出すオーラが違う。

 

てか、

 

自慢のツーショット@渋谷organ bar
f:id:mgmsmi0429:20171111210546j:image

何故か平日のオンガンに来たジェームスブレイク。と私

ただの自慢で載せてる

2013/06/05だそうです、もっと前かと思ったら意外に最近でした。

 

たまにこうやって有名人とか見馴れない外人とか来ると色目気立つオルガンて、

何て言うか、ピュア。

基本的に馴染みの客しか居ないので、

田舎の町に有名人が来ました。みたいに空気になる。

 

あれ、苦手だったなぁ。

 

とか言ってしまう

 

余談ですが、ジョンピールの面白い記事を見付けたので抜粋。

UFOではどんな音楽がプレイされていたのですか? あくまでも店内のムード作りの一部だったのでしょうか?

いや、BGM的なものではなかった。音楽は人々をつなぐリンクのような存在だった。音楽は店内の客が共有していた最大のものだったと思う。UFOは「面白そうだから入ってみようか」と気軽に入るような店ではなかった。軽い気持ちであの店に入ったら、すぐ出ることになる。独特の一体感があり、絆のようなものがあった。UFOで一晩を過ごして朝を迎えると、私を含め多くの人々が別人となって帰っていった。UFOにやってくる客は、ビーズやベル、高価なヒッピーアイテムを身につけて表通りを闊歩する勇気を持っていなかったんだ。私も高価なヒッピーアクセサリーは持っていなかった。

オルガンバーは、まぁ。若干こんな感じの場所だと思う。


ロングインタビュー:John Peel

 

自分に色々探りを入れて見たけれど、何だかいまいちハマらない。

のでまたNIN @Woodstock 94

6回目を見る。

 

バカかよ。

まだ何度でも見れる気がするよ。


Nine Inch Nails - Full Concert - 08/13/94 - Woodstock 94 (OFFICIAL) - YouTube

 

'94年の他の映像も見たけど、ろくでも無いライブやってんなぁ、てのもある。

それで結局此処に戻ってくるのだ。

 

 

今日

 

寝ながらYouTubeお気に入りリストを再生。

 

元はと言えば、

 

この間寝ていたらフィールドマイスに起こされてトキメいたのがその始まり。 


The Field Mice - If You Need Someone - YouTube

 

それで今日は往年の名曲、染井的ヒットパレードを聞いてみた。

ノスタルジーじゃないよ。

 


Freddie Scott "(You) Got What I Need" - YouTube

 

こーゆークラブヒット的なのは、かけていた人の顔とかイベントとか、場所を思い出す。

匂いを嗅いだ時のあの感覚。

 


Small Black- Despicable Dogs (Washed Out Remix) - YouTube

この辺のとかエスカレーター系とかなぁ!

マ・ジ・で!青春。懐メロ

 

たまに挟むカントリーがまた味わい深し。


Pure Prairie League -Tears - YouTube

 

ロディフレーム若い時の王子感半端じゃない。

個人的には短パンは膝上10cm以上でお願いします。


AZTEC CAMERA - Live La Edad de Oro - YouTube

 

楽しくてキリがないのでこのくらいで。

 

昔みたいに、オタな方々の音楽話を隣で聞いていたいな。

何だろそれ、誰だろ、てなるけど、オタクの話って熱があって面白い。 

今は、自分自身がオタになってゆく気配が。

 

トレントのインタビュー記事等を色々読んでいて、アーティストプロフィールには書いていなかったけど影響を受けたアーティストとしてTodd Rundgrenの話をしていた。

自分のファンにも聞いて欲しいと書いてあったので早速聞いてみた。

 


Todd Rundgren - A Dream Goes On Forever - YouTube

 

トッドラングレンてコレかーーーー!!

 

新譜は勿論、この曲が入ってるアルバムもめちゃくちゃ良い。

 

コレだったのかぁ、

個人的に思い出があるので何だか変なところで繋がった感。

 

二十歳前後で貰ったmixCDに入っていた一曲。

これは君にはまだ難解かも知れないけど、いい曲だよ。と言われた。

 

当時の私には、難解な音楽と云う言葉が難解だった。

いい曲か、いい曲と思わないか。

それしか知らなかったから。

 

今ならその意味が分かる、大人になったな。

 

NINが影響を受けたアーティストで一番しっくり来た、トッド ラングレン。

この人凄いprity hate machineの雰囲気ある。

 

そんな事より、

Robin finck って絶対Bow wow wow意識してると思う。

疑いの余地無しだろ、これは。


Bow Wow Wow - I Want Candy - YouTube

あー、かわいっ

ロビンは絶対バウワウワウだと決め付けた。勝手に。

 

それでは、皆様おやすみなさいませ。

Robin finck中毒でつらい

1週間の間、仕事をしてない時はずっと音楽を聞いていた

なんと今日になって耳がおかしくなってきた。

耳の中に違和感。

ちょっと耳を休ませようと思うんだけど、止まると落ち着かない。

 

先週のポスタルから始まって、打ち込みの入った音を聞いている。

寝る時も音楽かけたままなので、急に大きい音がすると目が覚めてまた寝れなくなって。

でも聞いてないと落ち着かない。

何も気にしていられない位アドレナリン出ていて欲望のままに音楽三昧してたので眠れない日々が続きました。

眠りたいけどYouTube が止められない。

ご飯食べたいんだけど、YouTube が止められない。

昨日今日はほとんど食事もしないで音楽音楽音楽三昧。

一度は余りに眠れないので、朝方に仕方なくおやすみソングをkoopにしてみたら安眠出来たのだけど、心はそれを欲して無かったよね。むむむ

 

アプリをダウンロードしたので、音を組み合わせて曲作って遊んだり。

まだ聞いたことが無いアーティストの音源聞いてWikipedia見て調べものしたり。

 

何でこんなに急に音楽にはまったのかと自分でも不思議です。

いつもの様にブームが直ぐに去っていかなかった。

 

殆どの時間nine inch nailsを見ていたんですが、その中でも特にWoodstock'94の映像は何度見ても飽きない。

昔から好きなバンドではあるけど、曲しか知らなかったしメンバーの事とか全く気にしたことが無くて、初めてこんなにまじまじと映像を見た。

 

家だとCDとかで、ライブだとモッシュしてるからステージとか見てないし。

全然知らなかった……

NIN はギターがかっこいいのだと云う事を!!

 

初来日はまだNIN の「な」の字も知らなかった時、

その後のライブでは二回はギターがアーロンだった時代。

ロビンは居なくて、

三回目はモッシュピットでわちゃわちゃしててステージほぼ見てない。

フジは照明と演出が凄すぎてメンバーとか見てなかったし、打ち込みが多くて私の好みの音じゃ無かった。

ので、その後の単独も行かず。

今思うと悔やまれる。

 

それでも一応、フジの時にヤバいやつ居るなぁって思った記憶が有る。

それが右側ロビンさん。

今になってドはまりしている。この三人最高だなぁ
f:id:mgmsmi0429:20171106013303j:image

 

昔の映像見てると、トレントとロビンが仲良くて笑えます。

 

前回、活動再開した時はクラフトワークみたいになっていたのが、

今年またライブ再開しているんですが、少しバンドサウンドに戻ってて、なんならビジュアルも若返っている。

 

ガンズ期は只のオサーンだったのに、激変。
f:id:mgmsmi0429:20171106020534j:image

この赤い人、

なんでスリッパ手にはめてキメキメなのか分からないけどかっこいいですね。。

 

NIN パターンのファッションと毛量見慣れてると同一人物とは思えない。笑

 

そいやぁ、ロビンがガンズに入った時の映像が特にかっこいい。

これ同一人物だからね。信じられん

 

いい声してますなぁ。ギターソロがかっこいいと思ったの初めてかも


Guns N' Roses - Sossego (Robin Finck Solo)/Sweet Child O' Mine (Rock In Rio III) - 2001 - YouTube

完全にラリッてるけどその辺はご愛嬌。

 


f:id:mgmsmi0429:20171106020906j:image
音もこの頃が好き、もう片方のギターもドラムもこのメンバーの時が。


あー、変態サイコーーー 

 

もう、他に何もしてないのでNIN の事しか書くことが無いんだわ、私ったら。

 

少し気が紛れました。

いいスピーカー買えばこんなに耳に負担が掛からないのだろうか。

鼓膜がつらくて聞きたいのに聞けない……悩ましい。

 

それでは皆様、おやすみなさいませ。

チャック的な食べ物。冬に恋するお年頃

ちょっといいお店に出掛けて餃子を食べに行きました。白菜餃子¥250也
f:id:mgmsmi0429:20171029120511j:image

それから、中華のよくある何でもかんでもを混ぜた食べ物。

野菜と、豆腐のカッチカチにしたみたいのと、春雨、上に肉。値段忘れた¥450くらい?
f:id:mgmsmi0429:20171029120537j:image
美味しいかったです。

残りは持ち帰って翌日のお昼ご飯。

お姉とメールをしていたので、こんなん食べてるよー。と言ったら

「なんかチャックみたいの入ってるね」て言われた。

……チャック!!!
f:id:mgmsmi0429:20171029120932j:image

これがアレデス。豆腐のカッチカチみたいにした中国の食べ物です。

豆腐も元来中国の食べ物であります。

ただ、中国の豆腐は不味いです。爆

水のせいでしょう。

 

先日、堂本家にて。

ヒレカツの卵とじ定食¥1200也

日本人クオリティで言うならば、卵に火が入り過ぎ、衣が多い、甘い。

中国の和食の中ではレベル高いので無いだろうか。
f:id:mgmsmi0429:20171029121005j:image

ここのお店は普通のロースカツ定食が安定ですね。

 

中国の和食は砂糖を入れ過ぎの傾向がある。

 

中国にも出汁文化があるはずなのにな。

とは言え、今巷で食べる食事は殆んど化学調味料と塩分糖分油分で出来てるから味覚とか無くなっているんだろうて。

何かしらが過度で無いと物足りなく感じるとか?

 


f:id:mgmsmi0429:20171029125604j:image

花男の続編の漫画を読んだ。

二次元サイコーーー

 

 

なんか、朝からuplinkで映画見て、ランチ食べてホゲ-ッとテラスで編み物とか読書して、また夜の映画見て、帰りに本屋で立読みして、焼き鳥と酎ハイ呑んで。

て云う、一昨年迄のありきたりで何の生産性も無く切なかったあの休日をすら今はやりたい。

 

日本語の面白い映画も、いい音楽が流れててのんびり出来るカフェも、日本語の本も、焼き鳥の美味しい店も、一杯飲み屋もねーだから。

 

ここはここで面白いし、こっちのが刺激的。

問題は常に刺激的過ぎて、小休止したい時が有る。

小休止出来るいい場所をまだ知らないのだ。

なんだ、それを見付ければいいんだな。

今書いてて気付いた。

 

郊外にいいホテルが有るので行ってみたいと思います。

深センは少し郊外へ出るととんでもなく田舎らしい。

牧場とかしか無いらしい。

素敵じゃないかっ!

行かねばなるまいっ。

 

 

秋になって、涼しいです。

冬と云うものに、コイヲシテオリマス。

冬と云う文字を見ると胸が高鳴り、ワクワク。

南の国で2年生活すると、こう言う事になるんだな。

 

清里高原の空気を思い出すと清々しい気持ちになる。

あそこは空気が綺麗だからな。

ここの冬は清里の様にはいかないけれど、

冷たい空気ってだけで嬉しい、ワクワクする。

 

そして年末年始はラブリ-マイシスターが来中する。

楽しみだなぁ。

 

 

雪を見た事無い地域の子供って、どんなもんだろう。

冷たい空気を体験したら、凄い感動するんだろうなぁ。

 

夏っぽい音楽っていっぱい有るけど、冬っぽいのって何だろう。

私のイメージではこれが最初に思い出す、冬に聞きたいアルバム。

あとはまぁ、トレイシーソーンとか。


The Postal Service - Give Up [FULL ALBUM STREAM] - YouTube

イギリスの音楽はやっぱり寒い時に聞くもんだなぁって気がする。

 

それでは皆様、ごきげんよう~。

風来坊~香港編~

時間が経ってしまったけれど、香港の日記を。

 

ハノイから帰ってきて香港空港で考える。

帰るか、観光するか。

暫くボヤーッとして買い物へ行くことにした。

今回は、空港からバスに乗り一路、中心地へ。

 

広東語なので車内アナウンスも全く分からない、深センから近くなのに知らない国に来た不思議な感覚。

何処で降りたらいいのか、むしろ何処に行こうか。

地図とにらめっこしている内にどんどん皆降りていくので、最後の一団と共に下車してみる。

 

降り立つがそこは街の中。

何を観光したいでも無いので、さ迷い歩く。

 

ふと、

タイ料理屋に入りWi-Fiを借りてトムヤムクンヌードルを食べ、

ふと、

帰るのが面倒になり宿を探す。

 

思いの外普通の値段まで値下がりしていたので、近場のゲストハウスを予約。

前に見たときは国慶節中、ドミトリーでも1万円近くなっていたのだ。

 

 

泊まったのは重慶大厦(チョンキンマンション)のゲストハウス、バジェットホステル。

重慶大厦はゲストハウスがアホほど入っている建物で、日本では「深夜特急」に出てくる事で有名だそうだ。

深夜特急はインドだかどっか迄読んで飽きた口です。

当時アジアに興味無かったから。

 

なかなか複雑な造りで、迷いながらもバジェットに到。

すると、そこはインド人が営む宿でした。

ムスリムの人は優しいから変な中国人より安心、とか思いながら部屋へ案内してもらうと、ドアを開けた瞬間スパイシーなカレーのいい匂い。

 

そして客室は同室全員男。という事が判明。

流石に女が私一人のパターンは初めてだったので、入った瞬間「げっ」ってついつい言ってしまった。

欧米人が二人、ロシア人はどーのこーのと話をしていた。

お風呂に入ろうと思ったけど何だか落ち着かないし、コンセントの変換が必要だったので街に繰り出し近所を徘徊。

どこもかしこもショッピングモールや薬局ばかりで詰まらないので小一時間で宿に戻りました。

 

洗濯機の上にグシャっと積まれたバスタオルを一枚頂戴してシャワーを浴びる。

泊まる予定じゃなかったので、ノーパン。

でもでも~、インナーパンツ付きのショーパンだから大丈夫だもんね~。

なんつって意気揚々とバスタオルをまた適当に放り投げておいた。

多分これが正解パターンだ。

 

隣ではインド人が夕飯のカレーを作っている。

たまらーん。明日はカレーだね。

カレーの匂いに包まれながら就寝。

 

暫くして、

夜中に客室のドアを開け放ち、そしてそれなりの声で電話をし始めるインド人。

新たな客が来たらしい。

 

後に満室になったドミトリーは静かに夜が更けていった。

 

朝はゆっくり11:00に起床

重慶大厦の一階でカレーをば。

f:id:mgmsmi0429:20171012231748j:image

尋常じゃないライスの量だ。

こんなに食べれないよ。と思ったつつ、美味し過ぎて殆んど食べてしまった。

重慶大厦内に有るインド人が営む商店にて、北インドレトルトカレーチャパティを買ってみた。

f:id:mgmsmi0429:20171017233655j:image
帰ってから食べてみるとコレがまた美味しい。

 

香港にはオーガニックの商品を扱うお店が沢山有る様なので、食料を買いに香港の「香港」へ。

YMCA…!!
f:id:mgmsmi0429:20171012231854j:image
タクシーが古い車種を塗り直していて可愛いのです。
f:id:mgmsmi0429:20171012231921j:image

観光名所らしい。時計台
f:id:mgmsmi0429:20171012232022j:image
f:id:mgmsmi0429:20171012232042j:image

可愛いアイスクリーム屋さん。

売っているアイスクリームは激烈に小さい。
f:id:mgmsmi0429:20171012232057j:image

フェリーへ!!
f:id:mgmsmi0429:20171012232120j:image
f:id:mgmsmi0429:20171012232141j:image

アジア人の中年おっさんが着るセーラーは何とも言えない魅力が有る。

見よ、この足の角度。
f:id:mgmsmi0429:20171012232200j:image

船内は広くて、背もたれは可動式であった。
f:id:mgmsmi0429:20171012232218j:image
f:id:mgmsmi0429:20171012232234j:image

尖沙咀から中环へやって来ました。

広東語なので読み方は分からない。

ここで日曜日にファーマーズマーケットが開催されている様子。

惜しくもその日は土曜日。

 

オーガニック食材のお店を探して歩く。

中环は坂の街です。

坂の途中で皆が写真を撮っている。

見るとストリートアート的なものでした。
f:id:mgmsmi0429:20171012232251j:image

一服しに店から出てきたオサンが気になって壁を撮り忘れました。

 

「ジャストグリーン」なるお店でしこたま買い物をして帰路につくかと思いきや、バス停迷子。

 

f:id:mgmsmi0429:20171012232315j:image
タクシーのかわいさよ。

ゴチャついた街並みは最早綺麗なのかも知れない。
f:id:mgmsmi0429:20171012232338j:image

 

通りで見付けたパタゴニアにて香港限定Tシャツとランニングパンツを衝動買い。

私も遂に、憧れのパタゴニアで洋服を買えるだけの人間になれました。感涙

 

ここ数日であっという間に秋になりましたが、来年着るから、待っててねパタゴニア

 

帰りはこの辺からバス。
f:id:mgmsmi0429:20171012232357j:image
f:id:mgmsmi0429:20171012232412j:image

 

形點Iにて乗り換え。

このミニバスに乗ろうと思ったらなかなか来ないので、やめた。
f:id:mgmsmi0429:20171012232428j:image

B1(普通のバス)に乗ってイミグレまで行きました。
バスだけで帰る予定が、このB1がバスのイミグレ乗り換え駅をスルーしやがったもんで。

止まる気無いんかーぃ!

止む無し、電車の駅まで行きました。

そんなこんなで最後まで無計画、なるがままな、そんな二日間でした。

 

それでは皆様、おやすみなさいませ。

おっさんの呑みに付き合わされたベトナム ハノイ2泊3日

ハノイにやって来ました。

繁華街は飽きたので、ど田舎へ。

宿に電話して空港まで迎えに着てくれと頼んだけど面倒臭そうだった。

そーゆ扱い中国で慣れてまんねん。

タクシーで来いとの事。

 

ボッタクリタクシーをかわして普通のタクシーに。

行きたい場所を見せると、あれに乗れ。と言われる
f:id:mgmsmi0429:20171009193308j:image
乗ってみるけど、途中であからさまに怪しいタクシーに乗り換えろと言う。

 

乗りかかった船じゃいっ!と云う訳で人殺しそうなおっちゃんのタクシーへ。

又してもあからさまにわざと道が分からない振りをしている。

こちとらグーグル先生がいるんじゃいっ!てな訳で

 

ちげーよ、今の道曲がるんじゃぃっ!と格闘、一応宿の近くまで行けました。

 

取り急ぎ

ハノイビールとフォー·ガーを食べる。
f:id:mgmsmi0429:20171009194421j:image

宿の窓から見える景色は長閑でかわいい。
f:id:mgmsmi0429:20171009202918j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009202933j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009202951j:image


その日はのんびり宿の周りを見て廻った。
f:id:mgmsmi0429:20171009202802j:image

 

通りには山羊か羊の頭。

皮を剥いた頭が置いてあって、若干カピカピした肉が台に乗っている、そんな肉屋が何軒もあった。

 

巨大なスピーカーを積んだ屋台が爆音で音楽を奏で、その前に平然と座る三人のおじさん。

一体何を売っているのか不明であった。

恐い事無いのに、恐すぎて写真撮れず。

 素朴な瞳と粗野な外見にイケイケ爆音のギャップが、異次元に来た事を私に告げた。

 

結構カルチャーショック。

 

振り返るとこの時間が一番充実していた様に思う。
f:id:mgmsmi0429:20171009194533j:image

牛飼いと水牛、田舎ならではの景色
f:id:mgmsmi0429:20171009195438j:image

これは後日撮影した鶏
f:id:mgmsmi0429:20171009193011j:image

 

夕食を食べるお店を探す。

何処も恐すぎる、絶対的にお腹を壊しそうだ。

勇気を出して一番人がいるお店へ。
f:id:mgmsmi0429:20171009202536j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009202600j:image

グラスが素朴過ぎて最早オシャレ
f:id:mgmsmi0429:20171009202618j:image

何故か逆さになる写真。

 

翌日、心なしかお腹が痛かった。

だがしかし、これくらいなら何時もの事さ。

 

翌日は読書でもしようと思っていたのだが、

宿の主人が自分はツアーガイドだから案内しようか?

と申し出てくれたので折角なのでお願いする。

人生初の観光案内付き観光である。
f:id:mgmsmi0429:20171009202738j:image
バイクで田舎から市街地へ

私が運転したりもした。

 

面倒だから運転させてみるかって感じだったが、無免な私には貴重な体験だった。

40キロ位で走ってたら60キロ出せと言うんだけど、

60キロにもなると結構だね、風が。

そして市内の名所とやらを巡る。
f:id:mgmsmi0429:20171009203806j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009203743j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009203837j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009203859j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009203933j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009203955j:image
なんと言うか、

 

街ですな。

 

 

オサンが休憩の為お店に入る。

ちょっと高そうなカフェバー、オサンはビールを飲む。

ベトナムは飲酒運転の規制が緩いから大丈夫だそうだ。

私的には良くないけど、好きにしてくれ。

 

そして、市場の方を散策。

長くなるので割愛、写真でお楽しみ下さい。
f:id:mgmsmi0429:20171006111645j:image
f:id:mgmsmi0429:20171006111715j:image
f:id:mgmsmi0429:20171006111731j:image
f:id:mgmsmi0429:20171006111754j:image
f:id:mgmsmi0429:20171006111808j:image
f:id:mgmsmi0429:20171006111827j:image
f:id:mgmsmi0429:20171006111848j:image
f:id:mgmsmi0429:20171006111907j:image
f:id:mgmsmi0429:20171006111935j:image
f:id:mgmsmi0429:20171006111957j:image
f:id:mgmsmi0429:20171006112042j:image
f:id:mgmsmi0429:20171006112107j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009191922j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009191958j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009192033j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009192137j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009192218j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009192247j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009192338j:image

二件目の休憩。

オサンはまたビールを飲む。

私も飲むことにした。

もうどーにでもなれ。
f:id:mgmsmi0429:20171009192359j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009192458j:image

 

夕食はまた別のお店へ。

その辺の安い店で食べたかったけど、

良く分からない内に観光客用のちょっといいお値段のレストランに入ることになった。
f:id:mgmsmi0429:20171009192557j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009192620j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009204559j:image
私がお茶を頼んだからか、オサンもお茶を飲んでいた、あからさまに落ち着きが無い。

 

さてはアル中。

 

帰りたいと言ったがオサンは飲みに行きたいと言うのでバーを探す。

私のリクエストでローカル感漂うお店へ。
f:id:mgmsmi0429:20171009192650j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009192713j:image

生演奏でカラオケが出来るお店でした。
f:id:mgmsmi0429:20171009192746j:image
f:id:mgmsmi0429:20171009192815j:image

なんといってもデコレーションがかわいい。
f:id:mgmsmi0429:20171010024058j:image
f:id:mgmsmi0429:20171010024029j:image

一杯飲んで帰りたいと言ったがオサンは繁華街のお店に行きたいとの事。

 

そしてやむ無くバーへ

f:id:mgmsmi0429:20171009192949j:image

オサンは欧米人が好きらしく、白人が沢山のこのお店に入るなりイケイケ。

オレっちこの店に飲みに来ちゃってるもんねー!

て感じで何とも楽しそうでした。

 

私はと言うと

 

なんじゃこりゃ。

あれ?私がもてなしてる側なのか?そーなの?

ここじゃ日本に居るのと変わらないじゃないか。

中国人差別ヤメれっ!

 

などなど、考えて適当にやり過ごした。

 

上機嫌のオサンは帰りのバイクで、俺の腰に掴まれよ。と、嫌ですよ。

帰ってからもワインを出すから飲めと私の部屋に押し掛けてボディータッチなど果敢に挑んでくる。

で、流石の温厚な染井さんもゲンナリ。

今すぐ消えてくれと思いながらも言えない私は変なところで気が弱い。

 

オサンはどうにか話題を作ろうとして宿の相談なんかを私にしてくる。

キリが無いので適当に答え、その内にオサンは帰っていった。

 

その後奥さんと喧嘩する声が聞こえ、なかなか寝れなかった。

 

この日私は、断れない性格を治すべきだと云う教訓を得た。

それから、やはり私にガイドは不要だと云う事も分かった。

 

翌日精算すると、観光案内の代金を相場の倍の値段で吹っ掛けて来た。

私は事前に調べた相場しか払わないと言い張った。

 

 

 

私が言えた口では無いが、沢山のアル中を見てきて思う。

 

アル中にろくな奴はいない。

 

 

次回、楽しい楽しい香港編。

 

最近何故かcharaのこの曲にハマっている。

日本語が恋しいのだろうか。

モモがPVに使われているって後になって気が付いた。

Chara - FANTASY - YouTube

 

それでは皆様、おやすみなさいませ。

香港湾もまたくさい

ふと思い立って旅行行くことにしました。

安いからと云う理由でベトナムハノイへ、行くことにした。

 

着替えて、着替えも持って、取り合えず香港まで。

 

空港まで来てみて、予約が上手くいかなくて乗りたい飛行機を予約出来ず。

 

 

当日のチケットが取れなかったので、一日香港のモンコックで遊ぶ。

今は再び空港に戻って、ハノイのホテルを予約したところ。

得意の空港泊である。

 

明日から二泊の予定です。

高級ホテルにでも泊まってのんびりしようかと思ったが、高いだけでパットしないので

空港近くのアットホームなヴィラにした。

 

星空が綺麗だといいなぁ。

 

手作りで用意してくれるらしいご飯、美味しいといいなぁ。

 

香港はカオスです。

吊り看板が凄いインパク

 

そして海はくさいです。


f:id:mgmsmi0429:20171004045815j:image
f:id:mgmsmi0429:20171004045829j:image
f:id:mgmsmi0429:20171004045847j:image
f:id:mgmsmi0429:20171004045858j:image
f:id:mgmsmi0429:20171004045907j:image


それでは皆様、おやすみなさいませ。

 

 

国慶節の連休がやってきた。

私の仕事場に新しい会社が入っていろんな事が合った。

余りにも目まぐるしくて、気持ちも身体もすり減ってもう無理だ。ってなった時、

国慶節の連休がやってきた。

 

駆け抜けた、、

 

1日から8日までの休み、

新しい人達が深圳の生活を楽しんで欲しい。

そうなるといいな。と云う思いで必死に働いたのだが、状況は余り善くない。

後は本人達次第、私は見守るしか出来ないのです。

中国で生活するのは、心を広げないといけないのかなぁ。

 

世界中何処でも、誰とでも、

「違うと云う気持ち」

それを越えるのは自分自身の許容範囲を広げる事でしかなし得ない。

 

私の壁は遥か彼方に。

 

どんどん広がっていく気がして楽しい。

 

心の安らぎに、苫米地さんの話を子守唄に、

馬鹿でも解る天才の話は心の栄養になる。

 

 

休みに入ってからひたすら寝続け、回復したところ。

精を付ける為、鰻を食べてきましたよ。

国貿の「酒田」へ。

お酒も頼んだからか、突き出しも有りました。
f:id:mgmsmi0429:20171003020421j:image

 

それから、いつもの老街。

今中国は抹茶ブーム、政府の反日どこ吹く風で、街では日本の食が人気です。
f:id:mgmsmi0429:20171003020556j:image

 

 

DVDを物色に行ったのだけど全く琴線に触れる物がない。

観たい映画が無いからか、自分の世界と合わなくなったのか。

映画への興味が、日本に帰国した頃から急激に減った。

面白い映画が分からないのは、映画より私を取り巻く現実が浮世離れしているからだろうか。

 

もっと古くてもっと不変なものを観たい。

もっと美しい映画が観たい。

 

いつもの台詞だが自然には敵わないのだ。

パウロ・コエーリョアルケミストをふと思い出す。

 

広い道路をバイクで走ってて、

夜の空を見上げると吸い込まれそうになって

あわやと思った。

この空には、見えない星が無数に有るんだと思うと少し切なくて、わくわくする。

去年見た空を頭の中で重ねて、不思議だなぁ、と思う。

 

此処にしか居ない人は、星が見えないんだなぁ、

でも私にはこんなにはっきり見える。

 

何でもそうして、見える人と見えない人が隣り合って生きているなぁ。

 

それでは皆様、おやすみなさいませ。

釈迦の悟りとニーチェ論

苫米地さんのUstreamの録画を見て、これは書かなくてはいけない。

と云う事が出来てしまった。

びっくりした。

 

 

以前、ブログを読んでくれる知り合いに言われた事がある。

原始仏教的な視点に行き着いたのか?」と。

私はキリスト教で育てられたので、仏教五木寛之が書いている以上の事は分からない。

そこで原始仏教とはなんぞや。と調べました。

結果は、近いんだけれどちょっと違う。

インターネットで得られる情報では何とも言えないし。

と云うのがその時の答え。

 

それから原始仏教と云うものが気になっていて、今日見た動画で答えが出ました。

あー!スッキリ!

 


苫米地英人「仏教・釈迦の悟りの内容とは?」/博士の自由な対談 (映像版) [ 2010年6月17日 ] - YouTube

水道橋博士が出ているのが観たい!

 

最近は「博士も知らない日本の裏」とかその類いのネット番組のバックナンバーを観ていて、どれも面白いです。

また番組企画してくれないかしら、最新情報観たい。

 

それは置いといて、

この苫米地さんが言う理屈が私の考えとバッチリ合っている。

バッチリ!

そして私が一番言いたいのはですね、

私がニーチェを読んでその考えに至ったと云う事。

釈迦の悟りとニーチェの怒りの鉄拳、もとい哲学は私と云うフィルターを通すと同じ事を言ってる。

 

 

釈迦で言うところの悟り、これは、優しさに包まれたなら。バージョンです。

ユーミンね。

 

ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」で読み取れる人柄、これは、辛い気持ちに包まれている状態。

 

二人共、とてつもない愛が大前提として有り、本質的に博愛である。

また、これはなかなか難しい問題だけれども、動画の中で最後に話す事。

信じるから神がいるのであって、神がいるから信じるのではない。

実はニーチェもこれを暗に示しているし、彼は神を否定したのでは無くて、宗教のトップとしての存在、若しくは宗教概念としての神と信仰を否定している。と私は読み解いた。

例えば彼が日本に来て、この辺りには八百万の神様がいますのや~。

なんて日本昔話の様にほのぼの言われたら、それを否定はしないだろう。

 

強い言葉はセンセーショナルで記憶に残り易い。

未来の人に向かって語りかけているから、わざとやっているんだろうと思う。100年200年先の人が読んでくれますように。と

ニーチェの本当に伝えたかった事は、言葉の裏に有る。

そしてそれは、あまりにも人間的で、聖書的なのだ。

 

この世界の片隅に」を観たんですが、この映画のメッセージと同じ様な事です。

心から悔しくて、何処にもやりようの無い辛い事があるよね、でも何気ない日常を大切に積極的に生きようね。

 

これを各々の人生の色で肉付けしたものとでも言おうか。

細かいディテールに拘るならば、ここで思想の闘いが始まるんだけれども、

ディテールに拘らないのが、ツウの嗜みってやつだ。

 

 

でも今手元に本が無いから、内容に関わる事は正確に書けない自信がある。

そもそも、ツァラトゥストラ、聖書、仏教のやつは何てんだろう、知らないけれど。

どれにしたった翻訳の時に執筆者の意向と違っている可能性が大いにあるから、正確な答えなんて存在しないのさ。

なのでこれ以上は書くまい。

 

 

私は物心付いた時から教会に通って、日曜学校は中学に上がる迄行っていた。

幼い頃から母に連れられて礼拝を聞いていて、1番身近でよく読んだ本が聖書。

 

同じ様に聖書が身近だったニーチェが何に疑問を感じ、何故神は死んだという表現を使ったのか。

本当は言いたくないのに言わずに居られないのである。

何故か。

 

純粋な気持ちで聖書を読み、話を聞いた人しか理解が難しいと思う。

音楽を愛し、鞭打たれる馬を見て心が壊れるのだから、よほど優しい人なのだろう。

 

だから私は今のところニーチェ派だ。

聖書の言葉や例え話は好きだけど、端々でエログロなのが気になって参考書に留めたい。

もし仏教に造詣が深ければ釈迦か孔子辺りに興味が在るかも知れない。

 

皆自分の苦悩から解放されるべく取り組んだ結果である、伝え方が違うだけなのだろう。

 

どちらにしても、最近思うのは

無知は暴力だ。

 

それでは皆様、おやすみなさいませ。