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山下清とその仲間たちの作品展

昨日は小海町高原美術館

放浪の人となるからには、山下清は見ておかねば、と思いやってきました。

車が有れば3、40分のところですが、電車とバスなので乗り継ぎもあり2時間程の道のり、朝7時半頃に寮を出ました。

朝の清里を歩いていると、桜の蕾と若葉が同時に芽吹いておりました。

GWは満開かも知れません。

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小海線清里から小海駅へ向かいます。

清里の隣の野辺山駅は、日本一標高の高い鉄道の駅、標高1,345mです。

そして清里駅は2番目。

小海線と言えば、乗り鉄にとっては1度は乗りたい路線であります。

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途中、八ヶ岳連峰がパノラマビューで見えました。

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野辺山を過ぎると、桜が満開。


小海駅はこの路線の中でも駅が大きく、駅員さんもいます。そこからバスに乗り換えて美術館へ向かいます。

駅から大分離れたところにあります。

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建築は安藤忠雄

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その仲間たち、というのは、千葉県市川市にある知的発達障害児入園施設「八幡学園」の仲間たちでした。

千葉出身ですが、山下清がいた学校が市川だったとは知る由も無く、やはり見に来て良かったです。

作品は、初期の物から晩年のものまで、年を追って展示されており、代表的な作品も見る事が出来ました。

陰影や立体感を出す技術を発見してからの、16歳以降の貼り絵が特に精密で、花の貼り絵なんかも凄く綺麗でした。

山下清はそんなに重い方では無かった。と云うエピソードも書いてあり、計算や読み書きも出来たそうで、

世の中では上手く生きていけない、アーティストタイプの人、という印象でした。


その仲間たちについて、1人目は(以下引用)

クレパス画の異才 石川謙二1926-1952(享年26)

言葉は無く、数概念は皆無の重度知的障害児でした。

右目はほとんど見えず、18歳頃には左目も視力減退。謙二君は虚弱体質で、入園までは浮浪生活を送っています。

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この人の作品は、人物が出てくるのですが、陰影で表現する顔の描き方と、うねり感が独特でした。


2人目は、

原始芸術の風格 沼祐一 1925-1943(享年18)

10歳のとき、重度知的障害で対応に困るとのことで他の施設より入園してきました。衣服を裂いたり、ボタンを引きちぎったり、時には爆発的に憤怒し、無意味な語を連発したり、人を呼び何か執拗に要請します。
入園当時、この祐一君に絵が描けるなどとは誰も想像しませんでした。

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もはや言うまでも無く、シュールレアリスムの世界、

題名は『どうぶつ』と『にんげん』

何故こーなった!!

ミロの後期を彷彿とさせる印象的な目と色彩、喜怒哀楽の怒が表れている感じがしました。

ミロはこんな感じ

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私の好きなミロは、愛しの元祖ゆるキャラ挿絵シリーズですが。

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かわええのぅ。

3人目は、

絵画的天分の持ち主 野田重博 1925-1945(享年20)

ほとんど読み書き不能で、わずかに氏名を記入し、見よう見まねで日付を書く程度です。知能の障害は一層激しいにもかかわらず、作品の多くに写実性を感じる

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上は貼り絵の作品、映画を見に行った時の思い出。

下が『潮干狩り』という題の作品。私は今回の展示でこれが一番気に入りました。人物の描き方が特に好きです。


総じて思ったのは、雑念がないなーと云う事と、どーやって見えてるんだろう、という不思議でした。

ゴッホとかもそうですが、パワフルで直球!現代アートとかコンテンポラリー何とか、ってのは難しくって。

分かりやすいのが好きなのです。


展示を一通り見終わった後は、隣の建物が八峰の湯と云う温泉なので、ひとっ風呂浴びて、久々のサウナ入って、歩いて駅の方まで行きました。

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1時間位の道のり、春真っ盛り

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松原湖

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つくしとか久々見たわよ

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染井さんと言えばチューリップ

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ひとんち

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帰る前にちょっと寄り道。

と言うのも、

何と松原湖駅の近くにはスーパーが有るのです!

待ってましたスーパーマーケット!

大きいスーパーなら2時間いても楽しい。メニューを考えながらうろうろするのが大好きです。

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隣にあった高原のパン屋さん

こちらの食パンを買いました。凄く美味しいパン屋さんでした。

その辺にひょっこりあるパン屋さんのレベルでは無い美味しさです、お近くに寄った際には是非。

近くに行くこた無いか…

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さて、一頻り楽しんで駅へ。

この松原湖駅は、1日の乗降者数が11、2人という無人どころか駅舎も改札らしき物も無い駅です。

此処でビール飲みながら30分電車待ち、のんびり帰りました。

そんなところでしょうか。

長くなりました。

29日からは休みが無いので日記どころじゃ無くなりそうです。