口永良部島紀行~釣りだけした日、本村温泉~
25日は昼前から港で釣りをしました。
こちらで「えば」と呼ばれるアジを一匹釣りまして。
周りの釣り人の方々も、今日は釣れないね~、なんて言っておりました。
日暮れ前まで釣りを楽しみました。
知り合いになったお姉さんが、超人でして、
釣ったそばから神経締めと血抜き、鱗と内臓を取って釣れた魚を私にくれました。
その手捌きたるや、目にも止まらぬ速さ。
弟子にしてください!!
てな具合でした。
こうやって魚を美味しく食べる術を熟知している釣り人はカッコいい。
釣りをしていると、大抵魚の鮮度なんてものは有って無い様なもので、そうして見るとこの方などは同じ魚を釣ったにしても、全く違う代物に為るわけです。
これは食べ物好きにとって大きな違いであります。
さて、宿に「そろそろ行きます~。」て電話をかけたところ、
丁度、横で釣りをしていた親子が宿のご主人と息子でした。
こんな偶然に出逢うものか、面白いもんだ。
と言っても、島民は100人程しか居ないので、そんなに凄い確率ではないのか知らん。
車で本日の宿「夕景」まで送って貰いました。
夕景さんは素泊まり民宿なので、無事夕飯のおかずが釣れて良かった。
荷物を置き、ご飯の仕度をしてから温泉へ。
こちらは本村集落の中にある本村温泉。島で唯一、有人で設備もしっかりしている温泉です。
シャワーも付いてますよー。
帰ってから、魚づくし定食を頂きます。
ところで、屋久島の夜釣りで釣れるのはフエフキダイでは無く、フエダイの仲間でした。
お姉さんに教えてもらいました!
オキフエダイとイスズミは半分を中華風に甘辛く煮て、もう半分は塩焼きにしました。
アジは刺身。
イスズミの皮はとてもしっかりしていてどうしても焼くと残しがち。
鍋みたいなのに入れて、煮込んでとろとろにしたら、もしか美味しいのでは無かろうか。
米も旨かったー!!
ここの宿は貸し切りです。
1日一組限定の宿、一人でも貸し切りなのです。
富山のアヴァンダンス同様、貸し切り且つ良い部屋いい景色でした。
こちらは寝室その1
見てないけどもう一部屋あるそうです。
テラスからの眺め
居間
台所
もう一泊したいところですが、翌日の波予報が4mだったので船が欠航する可能性が高く、26日の10時半、口永良部を後にしました。
夕景でゆっくりのんびり出来なくて残念。
とてもいい奥さまでした。
行きも帰りも割と海は荒れていて凄い揺れ、帰りは全体像をカメラに収めるべく、波飛沫に当たりながら島を見送りました。
おまけ
翌27日に2度目の訪問
屋久島で珍しいアジアン料理のお店「山カフェ」さんです。
美味しくて、のんびり読書も出来て、お店の人も好い人。
それでは、皆様おやすみなさいませ。