おっさんの呑みに付き合わされたベトナム ハノイ2泊3日
ハノイにやって来ました。
繁華街は飽きたので、ど田舎へ。
宿に電話して空港まで迎えに着てくれと頼んだけど面倒臭そうだった。
そーゆ扱い中国で慣れてまんねん。
タクシーで来いとの事。
ボッタクリタクシーをかわして普通のタクシーに。
行きたい場所を見せると、あれに乗れ。と言われる
乗ってみるけど、途中であからさまに怪しいタクシーに乗り換えろと言う。
乗りかかった船じゃいっ!と云う訳で人殺しそうなおっちゃんのタクシーへ。
又してもあからさまにわざと道が分からない振りをしている。
こちとらグーグル先生がいるんじゃいっ!てな訳で
ちげーよ、今の道曲がるんじゃぃっ!と格闘、一応宿の近くまで行けました。
取り急ぎ
ハノイビールとフォー·ガーを食べる。
宿の窓から見える景色は長閑でかわいい。
その日はのんびり宿の周りを見て廻った。
通りには山羊か羊の頭。
皮を剥いた頭が置いてあって、若干カピカピした肉が台に乗っている、そんな肉屋が何軒もあった。
巨大なスピーカーを積んだ屋台が爆音で音楽を奏で、その前に平然と座る三人のおじさん。
一体何を売っているのか不明であった。
恐い事無いのに、恐すぎて写真撮れず。
素朴な瞳と粗野な外見にイケイケ爆音のギャップが、異次元に来た事を私に告げた。
結構カルチャーショック。
振り返るとこの時間が一番充実していた様に思う。
牛飼いと水牛、田舎ならではの景色
これは後日撮影した鶏
夕食を食べるお店を探す。
何処も恐すぎる、絶対的にお腹を壊しそうだ。
勇気を出して一番人がいるお店へ。
グラスが素朴過ぎて最早オシャレ
何故か逆さになる写真。
翌日、心なしかお腹が痛かった。
だがしかし、これくらいなら何時もの事さ。
翌日は読書でもしようと思っていたのだが、
宿の主人が自分はツアーガイドだから案内しようか?
と申し出てくれたので折角なのでお願いする。
人生初の観光案内付き観光である。
バイクで田舎から市街地へ
私が運転したりもした。
面倒だから運転させてみるかって感じだったが、無免な私には貴重な体験だった。
40キロ位で走ってたら60キロ出せと言うんだけど、
60キロにもなると結構だね、風が。
そして市内の名所とやらを巡る。
なんと言うか、
街ですな。
オサンが休憩の為お店に入る。
ちょっと高そうなカフェバー、オサンはビールを飲む。
ベトナムは飲酒運転の規制が緩いから大丈夫だそうだ。
私的には良くないけど、好きにしてくれ。
そして、市場の方を散策。
長くなるので割愛、写真でお楽しみ下さい。
二件目の休憩。
オサンはまたビールを飲む。
私も飲むことにした。
もうどーにでもなれ。
夕食はまた別のお店へ。
その辺の安い店で食べたかったけど、
良く分からない内に観光客用のちょっといいお値段のレストランに入ることになった。
私がお茶を頼んだからか、オサンもお茶を飲んでいた、あからさまに落ち着きが無い。
さてはアル中。
帰りたいと言ったがオサンは飲みに行きたいと言うのでバーを探す。
私のリクエストでローカル感漂うお店へ。
生演奏でカラオケが出来るお店でした。
なんといってもデコレーションがかわいい。
一杯飲んで帰りたいと言ったがオサンは繁華街のお店に行きたいとの事。
そしてやむ無くバーへ
オサンは欧米人が好きらしく、白人が沢山のこのお店に入るなりイケイケ。
オレっちこの店に飲みに来ちゃってるもんねー!
て感じで何とも楽しそうでした。
私はと言うと
なんじゃこりゃ。
あれ?私がもてなしてる側なのか?そーなの?
ここじゃ日本に居るのと変わらないじゃないか。
中国人差別ヤメれっ!
などなど、考えて適当にやり過ごした。
上機嫌のオサンは帰りのバイクで、俺の腰に掴まれよ。と、嫌ですよ。
帰ってからもワインを出すから飲めと私の部屋に押し掛けてボディータッチなど果敢に挑んでくる。
で、流石の温厚な染井さんもゲンナリ。
今すぐ消えてくれと思いながらも言えない私は変なところで気が弱い。
オサンはどうにか話題を作ろうとして宿の相談なんかを私にしてくる。
キリが無いので適当に答え、その内にオサンは帰っていった。
その後奥さんと喧嘩する声が聞こえ、なかなか寝れなかった。
この日私は、断れない性格を治すべきだと云う教訓を得た。
それから、やはり私にガイドは不要だと云う事も分かった。
翌日精算すると、観光案内の代金を相場の倍の値段で吹っ掛けて来た。
私は事前に調べた相場しか払わないと言い張った。
私が言えた口では無いが、沢山のアル中を見てきて思う。
アル中にろくな奴はいない。
次回、楽しい楽しい香港編。
最近何故かcharaのこの曲にハマっている。
日本語が恋しいのだろうか。
モモがPVに使われているって後になって気が付いた。
それでは皆様、おやすみなさいませ。